世界一大きな問題のシンプルな解き方――私が貧困解決の現場で学んだこと

  • 英治出版 (2011年6月14日発売)
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感想 : 33

テコになるのはどこなのか。
どこのボタンを押せばいいのか。

つまりそういうことかな。納得。
Design for other 90%のファンとしては、感動した。

2017年再読
馬一頭の価格と運べる荷物量、これを単純に貧困層が購入できる価格帯まで運べる荷物量も比例してさげさせるという考え方、基本的には購買力がカギとなるという事だと思う。また貧困をなくすために多面的なサポートが必要とのトレンドに対し、収入の増加があれば自分達が自然とその他の項目に対してはお金を投じていくという考え方も興味深い。スラム街における陶磁器作りを担う人たちを、世界有数の博物館等で売られているレプリカ作成に回せないかというのも興味深い。

IDEは農民たちに可能性を信じてもらう所から始める。砂漠に水をやるような作業のこともおおく、行動を起こす事が出来る人はごく一部である。だが一人生まれれれば、それをロールモデルに多くの人が変化を信じるようになるのだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年1月20日
読了日 : 2014年1月20日
本棚登録日 : 2014年1月20日

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