タイトルが秀逸。
個人的には最後の章(ゴンママ&カオリちゃん)がいちばん刺さった。
お酒は飲めないけれど、スナックひばりに行って、ゴンママと話ができればいいのにな〜、と想像してしまうほどに、心を掴まれた。
きっと日本のどこか、私の知らない場所に、スナックひばりのような小さなお店が存在していて、そこにはゴンママによく似た心優しい店主がいて、人知れず悩みを抱えたお客さんがやってきては、その場にぽつぽつと想いを落とし、ゴンママ似の店主が癒しを与えてくれる…そういうことがあるんだろうな。素敵だな。などと、勝手に思いを馳せて、いつかこの物語が深夜枠でドラマ化されたりしないかなと淡い期待まで抱いてしまった。
少し下ネタ要素を含むが、素敵な一冊。
まだこの本を知らない友達に教えてあげたい一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年9月6日
- 読了日 : 2020年9月6日
- 本棚登録日 : 2020年8月27日
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