「俺妹」を借りた相手の強烈な勧めで借りて読んでみたものの……面白い…!!
面白いっつーか重い!!つーか(こっちの心が)痛い!!でも面白い!!
「俺妹」と違って、こちらは全般的にもうこの二人の話以外ありえないだろーってくらいの「二人」と「周囲」の話っていう印象。
どうやってこの二人がくっつくのかなーっていう感じで読んでたのですが、10巻の強烈なことと言ったらもう…。
ここまで読んできたからこその重さというか、悩みというか、付き合えてよかったねシャンシャン、にしない辺りが流石というか厳しいというか。
でもだからこその大河の台詞が刺さりますね。入り込んで読んでしまっていたのでこっちがキツイったらありゃしない。
そしてまたここまで読んできた中で、それに答えられない男ではないだろうとは思いつつも竜児はどうやって答えるんだろうとドキドキしながら読む羽目になるという…。ああ、パワー使った…。
つーわけで素直にお勧め。
しかしクリスマスから最終10巻まではもう一気読みしないと、気になって気になってほかの事手につかなくないか?っていう理由で全巻一気に読むといいと思います。
ところで大河が橋から竜児に向かって飛び降りるシーンは萩尾望都氏の「この娘売ります!」のラストシーンのオマージュなのかと勝手に思ってたりするんですがどうなんでしょうね。「返品できないから」とか言ってるし。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ラノベ
- 感想投稿日 : 2013年9月4日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年9月4日
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