いよいよ「壁」を超えて、復讐の対象者である「七英雄」――グレンの目の前まで迫りながら、惜しくも失敗に終わったケインツェル。
そればかりか憎い相手に「赦される」という屈辱まで味わい、途方に暮れるものの傷心する間もなく、新たな騒動に巻き込まれようとしていた――
相変わらずクオリティの高い傑作ファンタジー。
一方で、ただただ復讐にのみ心を囚われていたケインツェルが「失敗」するのはある意味において「予定調和」というか、ストーリー上絶対に必要なことなんだけどね。
それでもはっきりと「面白い」と言える力強さと魅力がこの作品にはある。
ホント、面白い。オススメです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2012年10月2日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年10月2日
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