ソラニン (1) (ヤングサンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館 (2005年12月5日発売)
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本棚登録 : 6503
感想 : 765
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結構前に読みましたが、読み返すとあの頃の自分を思い出します。当時は主人公と同じ境遇で、仕事を辞めようかどうか悩んでいた時にこの漫画に出会ったので、ものすごい共感しました。
特に後半に登場する主人公のセリフや心情には、心に響きました。自分も会社を辞めようと思ったときから毎日が怖く、色々な思いが駆け巡っていき、どうしていいのかもがいていました。漫画でこんなにズシンと来たのは、初めてでした。
リンクするところがあったからだと思いますが、こういう思いをしているのは、多くいるのではないかと思います。
映画化されましたが、個人的には漫画がオススメです。映画には触れなかった部分もあるので、響く人には響きますが、そうでない人には、日常のありふれた生活を描いているため、刺激がないかと思います。今は新装版も出ていることをこれを書いているときに知ったので、1巻完結ですし、あという間に読めるかと思います。
個人的に物語の場所が知っているところなので、親近感があり、どこかにいるんじゃないかと勝手に想像しながら、読んでいました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 過去
感想投稿日 : 2019年4月19日
読了日 : -
本棚登録日 : 2019年4月15日

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