今までのシリーズの中で一番好きだった。
次点が映画館だろうか。
登場人物も(青木さん2回目だけど)腹が立たない、憎めないやつキャラでイライラせず、最後の事件大詰めもスピード感あってよかった。
相変わらずこのほのぼのとしたファンタジーの話に、ネグレクト(っぽい)や猟奇殺人事件、家族問題などを突然織り交ぜてくるところが色んな意味で凄いと思う。
郵便局のレイプ未遂シーンも唖然としたけれど、なぜこんなにあっさりと出てくるんだろうなとも。
せっかく生死を描いてる小説なのだから、もっと大事にして欲しいような気もする。
とはいえこれで真面目にやったら重たいのだろうか。
スミレと有働さんも出てきたけれど、スミレってこんな頓珍漢だったろうか……。
既に知っていた子だから許容出来たけど身近にはいてほしくないタイプだと思う笑
有働さんは相変わらず有働さんで安心した。
毎度出てくるタマエお祖母様(伯母様)も、騒々しくてイラッとする時もあれど慣れてきた感じがある。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年11月26日
- 読了日 : 2016年10月4日
- 本棚登録日 : 2016年11月14日
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