じつは怖い外食 ~サラリーマンランチ・ファミリー外食に潜む25の危険~ (ワニブックスPLUS新書)
- ワニブックス (2014年3月8日発売)
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「ファミレスやコンビニのサラダは殺菌液に漬けこんで栄養分が抜けた野菜クズ」「ソフトドリンクの赤い色は毒性のある昆虫・カイガラムシの抽出液」「100円バーガーの材料コストは28円で、中国産の病気の鶏が使われている可能性も」などなど、外食に潜む数々の危険性を訴えるのは自称・「フードプロデューサー」の南氏。「食とは人を良くすると書く」を信条とし、身体と食の関係を追求する栄養学を学んだ末の決断として、外食産業にとっては大変に目障りな本を連発する勇気と行動力が共感を呼んでいるが、一方でそのストレートな物言いには反論も多い。確かに、高級食材とされる霜降り牛肉を、「無理な肥育をしたために脂肪肝と動脈硬化を起こし、糖尿病によって目が見えなくなった牛」と言ってしまえば身もフタもなく、食欲すら湧かなくなるかも。自らの信念を貫き、巨大な敵とどこまで闘うことが出来るのか? 南氏の頑張りに注目したい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
食・食材・食料
- 感想投稿日 : 2020年12月12日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2018年8月12日
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