昭和の初め頃の芸者見習い&彫り師の、時代に翻弄されつつもひたむきに生きる物語です。
小さい頃に芸者として売られた蝶々は、近所にひっそりと住む彫師の千夏を慕っていました。
千夏には子供扱いされ続けてきたけれど、いずれ恋人となり、そして夫婦となり…。
絵の綺麗さもさることながら、ストーリーも読み応えがあって、終盤は何度読み直しても泣けます。
映画を一本観たような感覚になります。素敵なお話です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月30日
- 読了日 : 2022年10月30日
- 本棚登録日 : 2022年10月30日
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