キリストの聖遺骸と聖骸布を核とした伝奇小説なのだと思うが、ページ数の割に多くの要素を詰め込みすぎ。日本人学者、日本の宗教団体が登場する必然性を感じない。荒俣の魅力である広範な知識で正統的なアプローチをして欲しかった。なぜか半村良を思い浮かべる。
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神秘主義の香り
- 感想投稿日 : 2004年10月12日
- 本棚登録日 : 2004年10月12日
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