林真理子さんが児童書を書いていたなんて知らなかった!表紙もいくえみりょうさんで、母親世代がまず手に取りそうだ。
神社のとある場所が手のひらサイズのタイムトンネルになっているという設定で、現代に生きるちょっとぽっちゃりした少女と戦時中に生きる食うや食わずの少女が、お互いの姿は見えないけれど、お菓子や手紙を通して交流し、戦時中の困難を生きる子どもの姿を知る話。
戦争の話は怖くて最後まで読めない、という子どもも結構いるが、こういった話から入れば戦争が子どもにもたらすむごさを感じることができると思う。2016
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
913日本の小説
- 感想投稿日 : 2018年8月3日
- 読了日 : 2018年5月30日
- 本棚登録日 : 2018年5月30日
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