警官の血 上巻

著者 :
  • 新潮社 (2007年9月26日発売)
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本棚登録 : 817
感想 : 130
4

映画見てきた。
DVD出次第移行予定。

話の展開的にはあれです。孤狼の血。
坊っちゃん警官が同じ警察官の内偵に回されて、次第にその警官に感化されて闇落ちするっていう。
もちろんボス警官はグレーゾーンだけどあくまでも正義、坊っちゃん警官の闇落ち具合が割と正統派など細かい部分は違うけど。
話の展開としては一緒。

なのにこれはこれでなんて面白いんだ!!!

まず僕ちゃん警官、内偵先に配属されてすぐは本当に坊っちゃん、幼い印象を与える童顔の可愛らしい警察官で、班のメンバー見てもオイオイ大変なところに入れられちゃったな!って感じなんですが、最後まで見るとすごくいい顔してるー!
もう顔つきが全然違う。

ボス警官は境界線に立っているって説教がとても印象的でした。
終盤ちと荒れてるのかなーなんて思ったけど、してやられた!
存在感抜群。何より生きていてバディ復活でよかった(孤狼の血のガミさんを未だに引きずっている)

お父さんの設定など割と細かいところまで描かれきってて、終始ダレることなく飽きさせない映画でした。

余談ですが、これPG-12なんだけど、昔に比べて規制がきつくなってるのかな?
見ててもいまいち指定がかかってる理由がよく分からなかった。
血まみれの死体?でもあれくらいなら同じ時期にやってるカラダ探しのおばけ?のほうがよっぽど血まみれで恐ろしそうだし。あれは幽霊なんだろうからセーフなのか?(カラダ探し見てないので番宣からのにわか知識)
暴力だって格闘シーンは決して多くないし、銃撃戦だってそんな激しくないし、なかなかの量の飲酒強要?結局飲んでなかったけど。麻薬製造?警察の腐敗?そのあたりだったのかな?
どんな激しいのかと思ったけど、そこだけは拍子抜けでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 映画館
感想投稿日 : 2022年11月15日
読了日 : 2022年10月29日
本棚登録日 : 2022年10月29日

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