この方の著書は出たら買おうと思ってるんだけど、ちょうど繁忙期終わりで体がつらい頃で、美容に興味があるときに化粧品の内容を読んだり、読書がしたいときに読書エッセイを読んだりするように、そのときの自分にもぴったりでうっとりしながら読みました。
わたしはもともとマッサージをあまり利用しないほうで、マッサージって見た目を変えるものではないから(もちろんむくみをとったり、矯正されたりして変わるというものもあるのだろうけど)、どうしてもお金をかけようと思うと人と会う前の美容院にかけがちでした。生活の中でかなりの時間を仕事に割いて働いてるとは言え、わたしなんか世の人ほど疲れが溜まってるわけでもなく、それなのに行くって、となんだか罪悪感があったのもある。人が行く分にはちっともそうは思わないのだけれど。
でも疲れを取って気持ち良くなるためのズルの手段、ではなく、そのサービス自体を受けることを素敵な行為として書いてくれているので、読んでいてとても楽しかった。
マッサージに限らず、やっぱりこの方のエッセイの良さは出ていて、どう思うかの描写とか考えることとか読んでいてとても面白い。男性目線のサービスの話とか、とても興味深かったです。すごくよく解る。
とは言えマッサージ行ってみたら、とっても気持ち良かったけど、やっぱりそんなにわたし疲れてないのかも、と思いました笑 また働こう!笑
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2017年4月1日
- 読了日 : 2017年3月28日
- 本棚登録日 : 2017年4月1日
みんなの感想をみる