これがデビュー作とは
恐るべし。
皆が皆こんなはずじゃ
なかった、なんです。
転落死した主人公の娘、
彼女を虐めていた友人、
母親にまで誤解される
主人公の同僚、
そしてもちろん主人公
も。
こんなはずじゃ・・・
なんで?どうして?と
とまどう心は、
出口なき迷宮を彷徨う
に似て、
行けども行けども漆黒
の闇ばかり。
いずれ精根尽き果てる
前に差し伸べられた手
にすがればいいのです。
その手は常に目の前に
あるのに、
手を伸ばせばすぐそこ
にあるのに、
暗闇の中にいるせいで
全く見えないのが最大
の難点ですが。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月1日
- 読了日 : 2024年3月1日
- 本棚登録日 : 2024年2月29日
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