三国志は夢中になると聞いてはいたけど、本当。
吉川英治さんの三国志を読んだ後、こちらを手に取る。
晋に統一されるまでのお話。
吉川英治版は晋に至るまでは描かれてないので、途中からは、劉禅のボンクラがどれだけ迷惑だったかがわかった。
諸葛亮は働きすぎ。胸が痛くなる。よく頑張ったなぁ。
でも、無念すぎる…
諸葛亮の祁山への出撃6回は執念。
いろんな戦法があり、それぞれ呼び名がある。
諸葛亮頑張ってー!と応援。
こうやって諸葛亮が頑張ってるのも、劉備の遺言のため、劉禅の強き補佐のためなのに、劉禅ってとんでもない奴に育ってしまう。大事な場面で呼び戻すんじゃない!
趙雲、よかった。かっこよかった。おじいさんになっても強い。
だけど、いつの間にか病死。
趙雲だけでなく、いつの間にか病死してしてる人が結構いて、いつ病気になってたのかなぁと思ってしまう。
姜維も頑張ってたけど、またもや劉禅のアホのせいで!
かわいそうに…
劉禅は司馬昭にまで呆れられ、どうしようもない奴。
劉備が生きてたら、息子とは言え、首を斬れ!って入れてたかもね。
最後の詩は、いろいろ思い出して切なくなる。
すでにわかっている歴史といえ、残念でならないよ。
★この三国志演義の嬉しい点
・登場人物の紹介あり。
・注釈あり(由来、間違いの指摘など各章の終わりにある。Kindleではリンクになってないのが残念)
・挿絵あり。
・地図あり。
・年表あり。
・巻末の解説あり。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2017年8月14日
- 読了日 : 2017年8月14日
- 本棚登録日 : 2017年8月14日
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