初皆川博子氏。第2次大戦時、
戦後のドイツを舞台とした耽美で幻想的でもあり、
人間の業・哀しみ慈しみを描いた壮大な物語。
本当にドイツ作家の翻訳本のようで騙される。
久々に、全てが美しいと感じながら読み終えた。
畸形も人々の醜い本質も汚物のような出来事も。
皆川博子氏の他の作品も早く読みたい、酔いしれたい。
魅惑溢れる世界観に囚われてみたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
世界怪奇・幻想小説
- 感想投稿日 : 2018年11月13日
- 読了日 : 2018年11月13日
- 本棚登録日 : 2018年10月30日
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