経済の仕組みが変わり、円高政策、ミクロ経済が重要視されてる。
そんな中で、日本がもっとアグレッシブな政策をしていくべき、という論調。
書かれたのが、リーマンショックあたりなので少し古いが、不況で有ることには変わりないので、そう違和感は感じなかった。
安価なコモディティが逆に資源高で貴重になり、IT機器が安価になるというはわかる。
円安政策より、円高政策で上手に資源を獲得するべき、というのも納得できる。
でも、市場中のカネの量が増えてもインフレに至ることはなく、長く続いたデフレは構造的なもので、その利点を受け入れるべし、というのは納得できない。
一定のインフレ率を維持して経済成長が実現できるし、現状可処分所得がちっとも増えてないのも事実なわけだし。
いかんせん、マクロミクロ問わず、経済学の基本的てな知識が体系的に身につけれてないので、もうちょっと勉強してから読み直したい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2012年3月1日
- 読了日 : 2012年3月1日
- 本棚登録日 : 2012年3月1日
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