「自分のために生きていける」ということ―寂しくて、退屈な人たちへ

著者 :
  • 大和書房 (2004年9月1日発売)
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本棚登録 : 272
感想 : 29
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アダルトチルドレンについて噛み砕いて説明されているところがわかりやすく、読みやすい。

幼少期の親の愛情がどうして大事か、ということがわかる。
子供を可愛がる、と、子供を振りまわす、は違うなぁ、と感じた。

本当に悩んでいる場合、症例の多い専門的なものを読むと具合が悪くなる場合があるので、まずは入門書としてこのくらいフランクな本を読んだらいいのかも。

ちなみにこちらの本では個人で治すよりもカウンセリングや自助グループでのリハビリ(?)を勧めているので、一人で自分の過去と対峙すると決意してる場合は以前に読んだ『毒になる親』の方が役にたつかも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: さ行
感想投稿日 : 2011年4月15日
読了日 : 2011年4月14日
本棚登録日 : 2011年4月14日

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