二葉亭四迷の翻訳が素晴らしいのか、まったく文体がノイズにならずに、一気呵成に読んでしまう。特に四日間。戦争や生と死の際という極限状況を、神という超越よりも人間の心身そのものの苦しみのほうに主眼に置いて描写している。
そこが、非常にリアリズムがあっていい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年6月6日
- 読了日 : 2020年6月6日
- 本棚登録日 : 2020年6月6日
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