Mars

アーティスト : B’z 
制作 : Kohshi Inaba  Takahiro Matsumoto  Masao Akashi 
  • BMGルームス
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感想 : 14
5

B'Zの、3枚目のミニアルバムですね。リリース日は、1991年5月29日。アルバムで言うと、4枚目の「リスキー」と5枚目の「イン・ザ・ライフ」の間でのリリース、ですね。

アルバムタイトルが、なんで「MARS」なんだろう?何故に火星?って、ずっと疑問だったんですが、当時のニューヨークの流行りのクラブ「MARS」で流れてた音楽が気に入って、このタイトルにしたみたいですね。なるほどね。ウィキペディア情報ですが。実際の惑星の「火星」に、なんらかの関係があるわけでは、なかったようだった。なるほど。

①孤独のRunaway
ド名曲ですね。当時、この曲がシングルカットされてなかったのが信じられなくて、友人に作ってもらったベスト選曲カセットテープで聴くだけでは物足りなくなったので、わざわざこのミニアルバムまで購入しちゃった、少ないお小遣いはたいて、っていう懐かしい思い出があります。

それにしても、ホンマにド名曲だよなあ、、、なんで、シングルカットせえへんかったんかなあ、、、と、当時不思議で不思議でしゃあなかったんですが。この曲、実は、元々は、他ミュージシャンへの提供曲だった!のですね!これまたウィキペディア情報なのです。2020年の今頃になって、その真相知りました。おっそー。いやはや、ネット社会、マジ便利ですね。

安宅美春、という女性ギタリストに、松本さんが提供した、元はインストゥルメンタルの曲だったんですね。で、その曲を、オリジナル発売の早くも一年後くらいに、B'Z自身が、稲葉さん歌詞を付けてセルフカバーしていた、と。セルフカバーするの、早すぎやせんかね笑。これは、提供したのはええけど、思ったよりこれメロディー最高やないかね?って思って、自分たちでも曲にしたくなっちゃった、ってことなのかなあ笑?

まあ、なにしろ、ド名曲です。歌詞のテーマと言い、どキャッチ―ながら攻め攻めの曲調と言い、いやはやド名曲。間違いない。素晴らしいですよ。

②Mars
不穏且つハードな曲調に、稲葉さんの語り、いわゆるポエトリーリーディング?が乗っかる、という、すげえレアな曲。いわゆる珍曲?ですよね。でも好き。歌詞表記も凄く変わってて、四角形の枠の中に、全部ひらがな、濁点なし、改行の箇所も枠内に無理やり嵌め込む、みたいな、いやはや異色な曲です。歌詞も、まあまあ不穏、な気がする。愛情表現っちゃー愛情表現?なのですが、うーん。なんだか見事に狂ってる感出してる気がして、いやはや不穏。好きです。

③~⑤
自分たちの曲の英語セルフカバーしてリミックス、という、この時代のミニアルバムの定番のヤツですね。まあ、個人的にはやっぱ、B'Zの曲は英語より日本語の歌詞が好きですね。どうしても。だって俺、日本語、好きだし、という感じでしょうか。あんまり愛のない解説でごめんなさい、、、

あ、
④Love & Chain 〜Godzilla Style〜
のイントロは、エアロスミスの「Walk This Way」まんま、では、なかろうか笑?稲葉さん、スティーブン・タイラー的シャウトっぽいこと、してる気がするし。二人のエアロスミス愛が感じられますね笑、って気がします。

ちなみにこのミニアルバム、累計で173万枚以上、売れているそうです。これもウィキペディア情報です。バカ売れしてるやん、、、当時のB'Z人気、やっぱ、とんでもなかったんだなあ、、、感動。まあ、多分、その売り上げ貢献の大部分は、「孤独のRunaway」がド名曲過ぎた事&当時このミニアルバム買わないと聴けなかったせいだと思います笑。それほど素晴らしい曲だと思うんですよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年6月1日
読了日 : 2020年6月1日
本棚登録日 : 2020年6月1日

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