動物の生態を紹介した上で、世間に浸透している言説がどのようにズレてるかを解説する構成。
動物を愛する専門家としての自負あってのことだと思うし、ユーモラスで読んでいてわかりやすくはあるのだけど、槍玉にあがってる世間サイドの人間としては「や、よく聞く言説が本気で学問的に正しいとは思ってないスよ」とも反論したくなる。
「人間、興味ないジャンルは恐ろしく低い解像度で満足しちゃってるのね」という自覚と、いつか使えるかもしれない話のネタがこの本の成果物。
読み物としては面白い。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月4日
- 読了日 : 2024年1月4日
- 本棚登録日 : 2024年1月1日
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