婚約者の引継ぎ書 (小学館ルルル文庫 さ 1-4)

著者 :
  • 小学館 (2012年12月26日発売)
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本棚登録 : 42
感想 : 7
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しっかり物のクレアと、めでたくクレアとの婚約を解消する事になった変人バートが、バートの次の婚約者に会うため、一緒に旅行をする話です。

発売してすぐに買ったまま、半年くらい積みっぱなしにしていてごめんなさい、と思うくらい、面白い話でした。
というか、こんな陰謀渦巻くなか、旅行をする話だとは・・・

舞台がどんどん変わっていくのと、タイトルになっている引継ぎ書をはじめ、ちょこちょこっと出てくるものが伏線となっていて、最後の方で話がまとまっていく構成が素晴らしいと思いました。
キャラクターも魅力にあふれていて、もっと、彼や彼女たちのエピソードを読みたいです。

しかし、世界の平和は保たれてめでたしめでたしって感じで終わってますが
メガネの発明品は壊しても、作れることが解ってしまったので、他の誰かが同じものを作りそうなんですけど・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ルルル文庫
感想投稿日 : 2013年6月20日
読了日 : 2013年6月20日
本棚登録日 : 2013年6月20日

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