古い作品ですが、新訳ということもあってか、古風な雰囲気がありながらも読みやすかった。持ち込まれた怪しい事件を心霊現象に詳しい医師が解決するオカルト探偵もの。怖さはあまり感じないですが、精神的に追い詰められてしまった依頼者や相談者の体験の奇妙さに、何が起こっているんだろうと毎回引き付けられるものがあります。
「霊魂の侵略者」と「古えの妖術」が好みでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年12月11日
- 読了日 : 2016年12月9日
- 本棚登録日 : 2012年7月22日
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