幽霊屋敷の電話番 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1994年7月28日発売)
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感想 : 6
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この短編は全て一本の電話から始まる

その電話を取るのは男であり、女であり、年齢も職業も様々である

それは滅多に起こることのない奇想天外な物語ではなく、日常にありえるかもしれない物語である

構成も良く、頭にスッと映像が飛び込んでくる赤川テイストの文章は、あまりにものめり込みしすぎて、止まらなくなる

携帯電話の普及で、誰が電話してくるのかすぐわかるようになったり、メールの方が多くなったりで、もはや時代遅れかもしれないが、それでも楽しめるのは、人は会話する生き物だからではないだろうか? と思う

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 赤川次郎
感想投稿日 : 2012年1月31日
読了日 : 2012年1月31日
本棚登録日 : 2012年1月31日

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