儚い羊たちの祝宴(新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2011年7月1日発売)
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本棚登録 : 1073
感想 : 84
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5篇からなる短編集ですが、いずれも何かしら『バベルの会』という読書サークルに関係する話。

ダークミステリーなため、苦手意識はあったのですが、面白かったです。

短編集のミステリーは、構成が難しく長編に比べ面白い!と感じる本が少ない、と個人的に感じていた中、本作は全て伏線が巧みに感じました。

勿論、短編ですので、個々の登場人物は少なく、犯人や落ちが読めてしまうかもしれません。

ただ、本作はそれぞれが上手だなと、感じました。
米澤穂信さんは初めてでしたが、他の作品も読んでみたくなりました☺

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年12月12日
読了日 : 2022年12月12日
本棚登録日 : 2022年12月8日

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