魔法使いの世界。
自らの傲慢さゆえにゲドを苦しめる影を世に解き放ってしまう。
その影から逃れるのではなく、戦うことを決めたゲドは、その影を追い求めて未開の地まで足を踏み入れる冒険小説。
一人歩きする影のせいで風評被害を受けることも。
最終的にはこの傲慢さはゲド自身の影であり、その負の側面すら自分のこととして受け入れることで全き人間になれましたね、となる。
ゲドの物語は、人間誰しもに当てはまる物語。
とてつもなく深い話。
その発想力に衝撃を受ける作品。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年2月27日
- 読了日 : 2020年2月27日
- 本棚登録日 : 2020年2月27日
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