米中冷戦の始まりを知らない日本人

著者 :
  • 徳間書店 (2006年6月1日発売)
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感想 : 2
5

しゃちょーの棚からお借りした本

その名の通りの内容です。

年々、10%台の経済成長率の中国

それに伴い軍事費もグングン伸びているが、何の目的のためにどのような軍備をしているのかを明かさない中国

アメリカはこれをいち早く認識し、2006〜2010年の国防戦略QDRの中で始めて中国を仮想敵国として、その対策をすることを明らかにした。

今後の戦争というものは戦闘爆撃機による攻撃ではなく、電子制御されたミサイルが主力になると言われている。

そのような状況で未だ日本はそれに対する対策を立てられずにいる。いずれ、アジアをその手に入れようとしている中国に対して、日本もそれなりの軍備をすべきとの主張は以前読んだ、憲法9条とは正反対。

しかし、現代を見る限りこの主張は馬鹿馬鹿しいとの言えない。

日本の将来、アメリカの世界戦略の凄さを知れる一冊です。

ちなみに著者は
あの「日高義樹のワシントン・リポート」の日高さんです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2007年12月24日
読了日 : -
本棚登録日 : 2007年12月24日

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