マーケティング論の大家フィリップ・コトラーによる「乱高下する時代におけるマーケティング・経営手法」についての著書。
マーケティングのことも書いてますが、どちらかというとマネジメントの方に重点が置かれており、コトラーの本としては新鮮。
内容的には、09年のリーマンショックに代表される突発的な不確実な状況に対応するための仕組み(=カオティクス)の構築を提唱しているもの。
驚く程斬新な内容というわけではないですが、こういう切り口の本は少ないので結構興味深い内容でした。マーケティングに興味がある人は5章だけを読んでみてもいいかもしれませんね。
ただ少々専門的な用語も多くでてくるので、初学者向けではないでしょう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マーケティング
- 感想投稿日 : 2011年1月30日
- 読了日 : 2010年6月17日
- 本棚登録日 : 2011年1月30日
みんなの感想をみる