ぼくんち 上 (角川文庫 さ 36-10)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング (2009年4月25日発売)
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本棚登録 : 199
感想 : 15
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 やっと見つけたっ!  この本はサイバラのほかの本の著者紹介欄に代表作として必ず載っていた。 だから一生懸命探したけど見つからなかった。いつもはブクオフや古本屋さんだけしか探さないのに、この本は新刊書店まで探したのにぃ。 だいたいだなあ、サイバラの本はいったいどのジャンルに入るのだ。絶対に文芸書ぢゃないし、漫画のコーナー行ってもなかなかお目にはかかれないし。ホント探すの苦労するよ。 そう思いながら、いつも本の雑誌を買う本屋Calcos店内を流してたら偶然めっけた。ホント偶然。しかも文庫であった。こりゃしめた、と思って上中下 三巻まとめて買った。 三つでちょうど1500円だった。偶然か、と思ったらなんのことはない一冊500円なのだった。 本の値段はなぜか税込みでは書かれていなくて、いくら払ったらいいのか、いっつもレジスターまで行かないと分からない。どんな物だって税込みの価格を表示することが義務付けられている筈なのに、本だけどうしてこうなんだろう。 さて、中身のお話も少しはせんといかんわなぁー。 いやー、おねいちゃん がいいですね。とってもいい。いっぺんに好きになってしまった。 サイバラくん、こういう大変に魅力的な おねいちゃん を描く技量があるのに今まで隠してたなぁ〜。 あたしゃ絵が下手だよ、とか言って、この おねいちゃん の為にづっと温存してたってわけだ。はまったよ見事に。よくでけました。 おやこの本、ほかのサイバラ本に比べて読みやすい! なんでかなぁ〜、と思ったら、せりふが活字なのぢゃ。 サイバラくん、あんたの下手なのは絵ぢゃなくて字だよ。 安心しなさい。作家さんたくさん居るけど、生字のまんまで本出してる人はほとんどいないから。 生字はスグに活字になるけど、生絵は活絵にはめったとならんからのう。 がはは。さて 中 に取り掛かろうかぁ。わくわく。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年5月5日
読了日 : 2009年5月5日
本棚登録日 : 2009年5月5日

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