徳川家康 16 日蝕月蝕の巻 (講談社文庫 や 1-16)

著者 :
  • 講談社 (1974年7月1日発売)
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本棚登録 : 38
感想 : 5

<源>
本書はノンフィクションではないので当然作者の意図/意思が強く練り込まれた物語となっている。 そして僕が過去にTVや他の読み物で見てきた秀吉-家康の物語の流れと非常に酷似していると思う。

これはもしかすると,今読んでいる山岡荘八の『徳川家康』はもう70年以上も前に書かれたモノなのだから,その後のほとんどの作品の大元源になっているのではなかろうか,と感じた。

例えば現代における「新選組」の一般庶民的イメージが司馬遼太郎の小説作品に依るところが多い(と,僕は感じている)と同じ様に。偉業也!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年6月14日
読了日 : 2020年6月14日
本棚登録日 : 2020年4月12日

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