☆4つ
なんとなんと、わたしがこのシャーロックホームズ全集に取り掛かるきっかけとなった某島田某荘司氏の近著『十五匹の新しいネズミのフライ』の冒頭部分は、この件の第一作『緋色の習作』とほとんど全く同じではないか!
もちろんオマージュ作品であることは某島田氏も明言しているので、いささかの汚点も無いのかも知れないが、いくらなんでもここまで同じに書かなくてもいいでしょう。
原作はざっと150年も前の作品ですぞぉ。なに、だからそのまま写したんぢゃろう!って。こりゃこりゃそれを言ってはイカンというたぢゃろ。あ、すまぬ。
著者アーサー・コナン・ドイルは1859年生まれ。ん?どっかで見たこと有る年号数字だと思ったら、わたしの生年が1959年だった。コナン・ドイルとわたしはちょうど100歳違い!100歳の違いというとヒイヒイ爺さん=高祖父ってやつだな。4代前!
更に余談ですが、わたしはこの物語事件の発端となったアメリカ・ユタ州のソルトレイクシティにはもう15年以上も前のことではありますが、仕事で何度か行ったことがあります。
そしてそこに住んでいる人々の大半は確実に今現在もモルモン教徒なのです。でも決してこの『緋色の習作』のような状況や習慣は無かったことを付け加えておきます。
しかしまあ、この長くて退屈でわけのわからない「解説」だけは絶対に不要だ! 只今読み中の次作『4つのサイン』では間違っても絶対に読むまいぞ!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年11月19日
- 読了日 : 2015年11月17日
- 本棚登録日 : 2015年11月14日
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コメント 1件
ryoukentさんのコメント
2019/11/11