☆4つ
良い本でした。とある文芸雑誌に連載した8編の短編に、この本にするために書き下ろした1編を加えた合計9編の連作短編集というやつです。連載のままに載ったのっけから7編までは大変面白い作品でした。ところが8編目の書きおろし作品がどうにもいけない。そしてそこから無理やり繋がる最後の作品は最悪でした。連作短編集というのは結構むづかしいものです。特に終り方はすごく難しい。近藤さん、また良い作品を書いて下さい。高言すまぬ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年11月14日
- 読了日 : 2015年11月14日
- 本棚登録日 : 2015年11月8日
みんなの感想をみる