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数年前に児童文学作家さんが書いた『 獣の奏者』という文芸書がベストセラーになったことを記憶している。本作もその匂いがちょっと漂う。『獣の奏者』とは全くジャンルが異なる作品だけどとても面白い。全国の一部限られた夢の超特急 もとい 超特権持ちの偉書店員さん方が選ぶ例の賞「ホンマか大賞」いやもとい『本屋大賞』にノミネートされそうな気が個人的にはする。だけど発売時期がちょっと不利なので大賞に選ばれはしないだろう。もっともはなからそう云う商業ベースにのる為の作品造りをするつもりは無い作家さんなのだろうけど。
ー以下は僕がこの本を読んでる最中に沢山の人に読んでもらいたくてSNSに挙げた文章ですー
”まはら三桃という作家さんの『零からゼロへ』という本を入手して読んでいる。読みたい作家の本が無くなくなったので新たな作家さんの開拓ってわけだ。で その行為は過去ことごとく失敗に終わっているのだけど おや!今回の作品は存外に面白いぞ!!ワクワクですわ。”
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年2月5日
- 読了日 : 2021年2月5日
- 本棚登録日 : 2021年1月24日
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