「最後の社会主義国」日本の苦闘

  • 毎日新聞出版 (2007年3月1日発売)
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裏表紙抜粋
「日本の成功は、「女性」と「企業」の犠牲で、成り立っていた。日本の女性は、家族の世話を一手に押しつけられてきた。日本の企業は、終身雇用制を背負わされてきた。この両者が社会保障のコストを払いつづけてくれたから、日本式「社会主義」がうまくいっていたのだ。
だが、情勢が変わり、いまや両者が、静かに、これまでの責務から「退出」をはじめている。女性は、結婚と出産を避けはじめた。企業は、高コストの国内から海外へのがれはじめた。国の崩壊がはじまったというのに、日本はいまだなす術をしらない―。」

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 経済・ビジネス
感想投稿日 : 2008年10月4日
本棚登録日 : 2008年10月4日

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