ずっと読みたいと思っていた本 ゼミでまとめたというのだからおどろき。被災地に通ってる身からして、本に載せられないようなさまざまな苦労があったはず。タブー視されがちな死や遺体や、そして怪訝に思われるような霊、そして自分もあちこちで目にした石碑や、研究でもよくある震災遺構の議論。いろんな要素を踏まえた綿密なフィールドワーク、頭が下がります。
遺体の埋葬については、知らないことが多かった。
狩猟の「マイナー・サブシステンス」についても初めて知った。
タクシー運転手と客との関係の特殊性も
遺族の想いを受け止める石碑も
そして、悲しみは個別のもので、量的に判断してはならないこと。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2018年3月9日
- 読了日 : 2018年3月9日
- 本棚登録日 : 2018年3月9日
みんなの感想をみる