ジャネット・イヴァノビッチ「カスに向かって撃て!」
これ、第9作まで扶桑社文庫から出てて、
そこから続編が出ない~、と思っていたら、
集英社文庫から出ていたのですね。
無鉄砲なバウンティ・ハンター(銃を持つのも怖い)ステアfニー・プラム、
彼女のバージンを奪った、かつてのプレイボーイ(イケメン!)、
今は正義の警察官、ジョー・モレリ、
謎多き有能バウンティー・ハンター(セクシー!)レンジャー。
その他にも、個性的なキャラクターたち。
そしてなんといっても、プラムを巡る魅力的な男たちの関係!
主軸となってるギャングたちとの抗争ももちろん面白いのだけど、
それ以上に、ステファニー、モレリ、レンジャー・・・
三人のあやうい関係にもドキドキです。
本作ではステファニーがギャングの殺人リストに入れられるという、
かつてないほど大きな災難が振りかかって、
彼女の身を案じたモレリもレンジャーも、
彼女を家の中に閉じ込めようとします。
・・・私なら、
守ってもらえるのなら、
守ってもらうよ。
でも、「ただ男たちに守られて家の中でじっとしてられない!」
それがステファニー。
そしてそんなステファニーを助けるのは・・・
意外なラスト!
もう、ひっちゃかめっちゃか!
大好きです。
とても楽しい一冊でした。
実は集英社から続刊が出ていることに気がついたのが
つい先日なので、未読があと3冊くらいかな、あります。
それを読めるのが楽しみ~~~~。
- 感想投稿日 : 2013年6月24日
- 読了日 : 2013年6月24日
- 本棚登録日 : 2013年6月24日
みんなの感想をみる