カスに向かって撃て! (集英社文庫 イ 4-1)

  • 集英社 (2008年2月20日発売)
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本棚登録 : 151
感想 : 17
4

ジャネット・イヴァノビッチ「カスに向かって撃て!」

これ、第9作まで扶桑社文庫から出てて、
そこから続編が出ない~、と思っていたら、
集英社文庫から出ていたのですね。

無鉄砲なバウンティ・ハンター(銃を持つのも怖い)ステアfニー・プラム、
彼女のバージンを奪った、かつてのプレイボーイ(イケメン!)、
今は正義の警察官、ジョー・モレリ、
謎多き有能バウンティー・ハンター(セクシー!)レンジャー。

その他にも、個性的なキャラクターたち。

そしてなんといっても、プラムを巡る魅力的な男たちの関係!

主軸となってるギャングたちとの抗争ももちろん面白いのだけど、
それ以上に、ステファニー、モレリ、レンジャー・・・
三人のあやうい関係にもドキドキです。

本作ではステファニーがギャングの殺人リストに入れられるという、
かつてないほど大きな災難が振りかかって、
彼女の身を案じたモレリもレンジャーも、
彼女を家の中に閉じ込めようとします。

・・・私なら、
守ってもらえるのなら、
守ってもらうよ。

でも、「ただ男たちに守られて家の中でじっとしてられない!」
それがステファニー。

そしてそんなステファニーを助けるのは・・・
意外なラスト!
もう、ひっちゃかめっちゃか!

大好きです。
とても楽しい一冊でした。


実は集英社から続刊が出ていることに気がついたのが
つい先日なので、未読があと3冊くらいかな、あります。
それを読めるのが楽しみ~~~~。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(海外)
感想投稿日 : 2013年6月24日
読了日 : 2013年6月24日
本棚登録日 : 2013年6月24日

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