「なんかヘンだよね…」 ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間

  • 集英社 (2009年9月4日発売)
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元ライブドア社長のホリエモンこと堀江氏と、元2ちゃんねる管理人のひろゆきこと西村氏の対談形式で展開されるお話。

とても面白いです。

テーマは格差社会、政治、裁判、税金、メディア、教育、IT、食とオンナとおしゃれとお金、と多岐に渡ります。

一般的によく語られるようなテーマですが、この二人の見解は実にユニークで的を射ていて痛快!

常識に捉われない合理的な判断が二人の聡明さを醸し出しています。

取り扱っている内容は実にアカデミックですが、話している内容はブラックでえげつなかったりも・・・
こんな授業が学校で行われたら、面白く世の中を学べるのに、と感じてしまいました。


以下印象に残ったフレーズ

・経済の面ではキャバ嬢に金を回すのがいい。キャバ嬢がお金を使うサイクルってめちゃくちゃ経済を活気あるものにするじゃない。ホストにかけるか、バッグ買うか服買うか。あとは旅行いくみたいな。

・増税は金持ちが金を多く払って公共サービスを充実させ、お金のない人が得をするのに、お金のない人に限って文句を言う。全体を見えない人が全体を指摘するのはよくない。

・麻原彰晃って人には何千人という兵隊を作る能力があったわけですよね。あれ戦国武将だったら結構有名になっていたと思うんですよ。

・任天堂のWiiは売れたけど、ソニーのプレステ3は進みすぎてなかなか火がつかない。

etc

ここには書けないような話も盛りだくさんです。
かなりお勧めの一冊ですので、是非。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2010年9月24日
読了日 : 2010年9月24日
本棚登録日 : 2010年9月19日

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