乙女の本棚シリーズより
エドガー・アラン・ポー × まくらくらま、さん
コラボ作品の「黒猫」を読みました。
ブク友の皆様より、怖いと噂の「暗黒作品」…
私には無理なのでは…⁉ということで怖じ気づいておりました。
でも新刊コーナで何度か目にしていて
怖い物見たさで思わず手に取ってしまいました。
「……私は狂っているわけではないし、よもや夢を見ているわけでもない。どのみち明日になれば私は死ぬ。だから今日のうちに心の重荷を下ろそうと思うのだ。……」
と一人語りで始まっていく物語でした。
狂気を淡々と語っているような描写。
辻褄の合わないような気持ち悪さ、気色悪さ…。
読んでいくにつれて、
引き込まれてしまって
胸がどんどん悪くなり
まくらくらまさんのイラストでの
不気味さも相まっての
恐ろしさに拍車がかかってしまって…!
特に物語終わってラストの頁に
また挿絵が1枚あるのですが…。
ここに、この挿絵の頁があるのと無いのでは
全然違うのではないかと感じました…
裏表紙の絵が赤いハートの絵なのですが、
出版社からの本の説明によると
バレンタインのヴィンテージポストカードを
イメージした構図とのこと。
黒猫と男の表情の差がシュールで気に入っているとの説明文がついてました…。
バレンタインの時期が近いですけれど、
こんなポストカードは…ちょっと不気味です…
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年2月11日
- 読了日 : 2024年2月9日
- 本棚登録日 : 2024年2月9日
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コメント 7件
ヒボさんのコメント
2024/02/11
チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2024/02/11
ヒボさんのコメント
2024/02/12
かなさんのコメント
2024/02/13
チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2024/02/13
チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2024/02/13
ヒボさんのコメント
2024/02/13