家族の言い訳 (双葉文庫) (双葉文庫 も 12-1)

著者 :
  • 双葉社 (2008年12月10日発売)
3.30
  • (49)
  • (140)
  • (255)
  • (60)
  • (12)
本棚登録 : 1783
感想 : 190
4

読み手の年齢を選ぶ作品だと思う。
若い時に読んだのなら印象にも残らないかもしれない。
今、この年になって読んだことがよかったと思う。
以外と多いからね「ああ、今じゃなかったなー」って作品。
随分前に何かの雑誌で絶賛されてて
なんとなく買ってあったけど
長いこと手をつけてなかった。
(本の表紙の感じも題名もぜんぜんソソラレなかったし)
それが幸いした。読むのに適した年頃になってた。

読書というのは意外と疲れる。
腰も目も。あと内容も疲れる場合も多い。なので
もっぱら最近疲れない短編やエッセイを読んでいる。
そんな中でこの本を読みはじめ、
一気に疲れず気持ちも素直に読めたところも好感。
あ、でも
学校の先生の話だけは
モヤっとした。
あの話、教育に関する仕事をしている人はみんなきっと
「もやっと」とか「イラっと」とかすると思う。
各話、自分と似た立場や仕事をしてる人は
そういう感覚があるのかもしれない。
だから評価が割れるのかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年10月3日
読了日 : 2014年10月3日
本棚登録日 : 2014年10月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする