入門ビジネス・コーチング: 一方通行指導から双方向コミュニケーションへ

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  • PHP研究所 (2001年1月1日発売)
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【コーチングの概念整理(共通点と相違点】

・カウンセリング
 共:聴く
 相:カウンセリングは「過去に向かってwhy」
   コーチングは「未来に向かってhow」

・コンサルティング
 共:相手に情報提供し、行動指針を示す
 相:コンサルティングは「専門分野に限定」
   コーチングは「普遍的な技能」

・ティーチング
 共:指導によって能力を高める
 相:ティーチングは「画一敵教育」
   コーチングは「個別指導」


【GROWモデル】
  Goal(目標の明確化)
Reality(現実把握)):本当の問題は何か
Resource(資源の発見)
Options(選択誌の創造):無限の可能性を追求
Will(目標達成の意思

【実践コーチングのポイント】

1)まずは答えやすい質問から入る
2)自分と相手との共通点を探す
3)やる気のない人はいない
  →「今はやる気が低い状態にある」
4)コミュニケーションの量を増やし、やる気が低い理由を明らかにする
5)責めても人は変わらない
  →相手にボールをぶつければよける。相手の行動を変えるためには
   「ボールを置いて相手に取らせる」方法も。
6)相手のプライドをきづつけない
7)相手の立場、気持ちになってみる
8)あせらない
9)能力を最大限に活用する方法を部下自身に考えさせる
10)他の部下を指導する経験を積ませ、プレーヤーからマネージャーへと
   視点をかえさせる

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コーチング
感想投稿日 : 2011年5月5日
読了日 : 2011年5月5日
本棚登録日 : 2011年5月5日

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