話題作の伊岡瞬のイヤミス…はじめて読んでみた。
ストーリー展開は独特な登場人物達が次々と本人目線で語る作りで、薄っぺらい犯人は途中から見えて来るが、各々の行方が気になり一気に読んだ。度を越えたキャラ達は例外なく相応の罰を受ける形で終わる。
宮下が犯人に放った言葉…『夢を見るのは自由、皆が皆、日の当たる道を歩いているわけではない。地味で目立たない道を、必死に歩んでいる人たちで世の中は成り立っている』が刺さった。そして、最後に言い放った『どんなにピカピカの仮面をつけようと、グズはグズだ』でスッキリ爽快。
時間を忘れて読みたい時に良いかも…また機会があれば読むかもしれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年4月14日
- 読了日 : 2022年4月13日
- 本棚登録日 : 2022年4月2日
みんなの感想をみる