前作を読んだことと、本書の帯に惹かれて購入。少子高齢社会が我々の生活に直接影響を及ぼすトピックスを説く、言わば前作が総論、本作が各論と位置付けられる。出生率ではなく出生数で比較しなければ少子化の実像はつかめない。その少子化は、GHQが占領した日本に対して産児制限を企図したことに端を発しているのは周知のことだ。医療や食糧事情が良くなれば平均寿命が延びるのは想像しやすいが、戦後数十年の間にジャンクフードで育った世代は、もしかすると短命になっていくのではなかろうか? などと妄想も進む。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人文科学
- 感想投稿日 : 2018年8月15日
- 読了日 : 2018年8月15日
- 本棚登録日 : 2018年8月15日
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