JR九州の特急列車のデザインで知った三戸岡氏の著作。前半はデザイン全般、後半に「つばめ」や「ソニック」など個別の列車デザインに関することを配した構成。JR九州のコンセプトであるD&S=デザイン&ストーリーという考え方が素晴らしい。基本的には観光列車に傾注しているJR九州だが、九州新幹線も含めて、乗客がゆったりと過ごせる座席数というデザインで列車を運行するというのは、経営的にアリなのだ。もし首都圏の特急列車で同じようなデザインがされたら、例え自由席がなかったとしても私は受け入れることができそうだ。
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カテゴリ:
鉄道
- 感想投稿日 : 2018年8月29日
- 読了日 : 2018年8月24日
- 本棚登録日 : 2018年8月29日
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