生体肝移植手術の最中に当麻の母が危篤に陥る。実川の機転によってドナー肝の摘出までは全うできたが、レシピエントへの生着を確認できずに慌ただしく手を下ろさなけらばならなくなった当麻の無念。しかも、移植を受けた幼児の容体は一進一退から、最悪の事態へ。例に挙げた心臓移植の失敗を叩いたマスコミに対する著者の不信感が、この物語に現れている。
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カテゴリ:
小説(邦国)
- 感想投稿日 : 2019年2月8日
- 読了日 : 2019年2月6日
- 本棚登録日 : 2019年2月8日
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