アウルクリーク橋の出来事,豹の眼 (光文社古典新訳文庫 Aヒ)

  • 光文社 (2011年3月10日発売)
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感想 : 18
3

武骨というのか、男は黙ってラガービールというのか。。

まだ近代化しないアメリカの広大な見果てぬ土地。
3D的に人間の距離感がきちんとしていて、人情を味わう余裕がある。

開拓途中だから、変な見栄張ったり恥ずかしがったり、自分だけズルしようとしたり、信頼関係が壊れるようなことをしたら、全てを失うことになるかもしらん。常に誠実に地に足つけ、
生きてることに感謝、こういう不器用軍団の冗談通じない感が出てるな、と思った。

自分は「豹の眼」にグッときた。こういうハッピーエンドが全くない作品はいい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年9月3日
読了日 : 2018年9月3日
本棚登録日 : 2018年8月28日

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