オイラーの恒等式、e^(iπ)=-1を理解するのに良い参考書です。比較的簡単だけど、やっぱり証明には微積の知識が必要です。i^iという数学で最も神秘的な数が、じつは実数で、しかも無限個あるなんてやはり数学は面白い。一つの山は、ライプニッツ・グレゴリー級数、および18世紀まで解けなかったオイラー級数(自然数の二乗の逆数の総和)がπ^2/6になることの証明を理解するところにあるかもしれない。調和級数とピタゴラス音階の関係にもちょっと触れられている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
情報学
- 感想投稿日 : 2009年11月6日
- 読了日 : 2009年11月6日
- 本棚登録日 : 2009年11月6日
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