プロローグにいきなりTPP反対とあったので自己主張本かと萎えたが、アメリカ建国以来の外交・軍事・経済政策の底流にある保守・リベラルの流れを理解できた。偏った展開もあるが、点と点をつなぐ論理構築力は高いので、取捨選択すればうなずける主張も多い。第2次ITバブルやTPPよりFTAといった主張は共感できる部分がある。昨今の格差是正デモもその文脈で解釈できる。ウィキリークスの解釈もおもしろい。
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- 感想投稿日 : 2011年10月29日
- 読了日 : 2011年10月29日
- 本棚登録日 : 2011年9月23日
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