科学と宗教 (サイエンス・パレット)

  • 丸善出版 (2013年9月26日発売)
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本棚登録 : 263
感想 : 23
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科学も宗教も、社会的・歴史的条件の中で営まれ、積み重なってきた。その対立を話題に出したとき、裏には政治的思想や文脈が存在する。
本書は、「科学と宗教」という学問の書。主にガリレオの天文学、ダーウィンの進化論、そして昨今の脳科学や医学をベースに、科学と宗教の関係を考察している。故に科学との関係を考察する対象は一神教となる。
索引も参考文献も多くて信頼感もあり、宗教的思想が科学的にすべて証明されてしまうのも、科学では説明できない領域がIDで埋められてしまうのもなと思う。ただどちらであっても面白い。
神を見、科学を発展させてきた人類に、答えはでないような気はしている。
しかし、政治的思想がもしなくなった場合、それは本当に対立するのか?

あと文中に何個「的」があったかも数えてみたいくらいにはある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 雑学等
感想投稿日 : 2020年10月2日
読了日 : 2020年10月2日
本棚登録日 : 2020年6月12日

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