陰陽師 瀧夜叉姫 (上)

著者 :
  • 文藝春秋 (2005年9月28日発売)
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感想 : 49

2016.5.14市立図書館
晴明&博雅の他に蘆屋道満に賀茂保憲とオールスターでのぞむ上下巻の長編。
上巻は京で次々に起こる怪異に巻き込まれた人物をたどっていくと二十年前の平将門征伐にたどりつき、当時鬼となりはてた将門が俵藤太によって首を落とされるところまで。短編と違って晴明&博雅もなにがなんだか宙ぶらりんなままエピソードがどんどん積み重ねられていくので、やや読むのに根気がいる。そして自分の日本史(日本文学)知識の乏しさが悲しい。こういう小説を通じて(やや偏りはあるかもしれないけど)楽しくアップデートできるのはありがたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年5月14日
読了日 : 2016年6月11日
本棚登録日 : 2016年5月14日

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