初雪に先立って舞う雪虫の生態を追った写真絵本。
ふわふわと美しいイメージしかなかったけれど、アブラムシの仲間と知ってびっくり。接写撮影された虫のオンパレードと雪をイメージさせるクールな表紙とのギャップがかなり大きい。
恐る恐るページを繰ったが、アブラムシの生態として、一年の間にメスがメスを産む形で何世代かにわたって姿をさまざまに変えて、最終的には、秋に羽も口さえもないオスとメスが交尾のためだけにうまれ、卵を残して死に・・・ふしぎな命のありよう、神秘におどろかされた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本・児童書
- 感想投稿日 : 2013年10月22日
- 読了日 : 2013年10月22日
- 本棚登録日 : 2013年10月7日
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