震える舌 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社 (2010年12月15日発売)
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本棚登録 : 114
感想 : 13

感染症の仕事をしている人でなければ破傷風の怖さはわからないだろうし、若い人は名前さえ聞いたことがないだろう

著者の実の娘さんの実体験のストーリー。

最初は何だかわからず様子を見ている状態に置かれていた娘はかわいそうだ 子供が小さかった時の様子がいつもと違う感じは親にとって不安で混乱してしまうのが思い出された

痙攣の描写がリアルで辛く、これ程の辛い状態の娘を何も出来ずに近くで見守るしかない両親が、精神的におかしくなってしまうのは普通のことかもしれない

治ってよかった

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年9月16日
読了日 : 2020年9月16日
本棚登録日 : 2020年9月13日

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